1話~14話までのbreakdownについて

 疑ったり考えたり第一印象から予想したり、時間が経つと「全然違ったこともあったけど当時はこんなことを想像していた」となるような推測考察妄想感想を後から振り返る用に凄い状況になっているbreakdownについて項目毎に色々書き留める。

 

フランチェスカの特性(魔法的なロック)

・確定

14話 p.20

 穴の中に潜む対象を攻撃することができない

・未確定

14話 p.7

 目に頼ることなくなんらかの感覚器官を用いているのではないか

 10話で変身が解けたマーガリートをスルーした描写と14話で立て続けに変身前の人物達を攻撃対象として認識していない描写から「魔力的生物は視認できる特性(つまり魔法少女は変身を解けば認識されない)」と推察。門と動力機構を破壊したことから生物のみでなく魔力的物体を含む可能性もある。

 変身が解除されていないネフィーリアが助かったのは岩にめり込んだおかげで穴の特性が働いたと見受けられる。

  あと気になる特性っぽい描写は毎度聞いてくるあの質問。原典のイソップ寓話的に正しい答えである「鉄の斧」とチェルシーは回答してたのに結局静止することはなく、鉄の斧以外の正しい答えがあるのか、答える人物が重要なのか。どちらにしてもこれも『いくつかの魔法的なロック』に含まれてそう。

 2話でアグリ一行がフランチェスカ(と思わしき人物)と遭遇しそうになった際にクラリッサ、続いてナヴィが登場し、フランチェスカが静止したのはどういう仕組みだろう。クラリッサに気を取られて全員が池から反転している間にナヴィが何かしたのかな。

  

チェルシーとメリーが二人とも母方の祖父を亡くしている

6話 p.5(チェルシー視点)

 母方の祖父がこんな咳をしていた。「退院したら分厚いステーキが食べたい」といって見舞客を笑わせていたが、結局退院することはなかった。

14話 p.11-12(メリー視点)

 去年亡くなった母方の祖父を思わせる。寝返りをうつだけで苦しそうだったのが、寝返りさえできなくなり、頭蓋骨の形がわかるくらいに痩せて、程なく身罷った。

 6話(チェルシー)と14話(メリー)の地の文。別に伏線とかではなく偶然母方の祖父が衰弱していた時のことを思い浮かべるシーンが重なった可能性が高い。

 

チェルシーが母の友達から貰った星飾り

 渡した人物はキューティーベガかスタークイーンシリーズの誰かと予想。根拠の1割は、

・世代がそれっぽい

チェルシーは昭和アニメを好むから平成アニメ魔法少女からの貰い物を使いたがらない理由に拍車がかかる

・無愛想なアルタイルの相方がお節介焼きってありそう

・相方が魔王塾生で二つ名が双子星キューティーアルタイル

チェルシー母もサークル活動をしている

・エイプリルフール短編 p.1「新婦母の友人達はアニメのオープニングもかくやの素晴らしいアクションライダンスで出席者を魅了した」

 残り9割は名前が星だから。

  

 ラギがフランチェスカに対して「どこかで目にしたことがあったような気もした」

 覚えやすい名前の7753の固有魔法など管理部門長として魔法少女の情報を色々把握しているラギが、「管理部門長として知り得た情報の中にいた魔法少女というわけでもない」とあるため、それ以外の場面や機会で知ったということになる。

 フランチェスカが現身候補だったのは確定で、ファンブックp.113の質疑応答で現身の候補は常にストックがあると記述されているので、オスクの現身のストックとして生み出された存在に幼い頃のラギが見た、当時の魔術師長が自身の血肉を触媒に降霊させたシェヌ・オスク・バル・メルと重なったのか

 

 サタボーンについて

 何故近い続柄の人を呼んでいないのか。どんな実験で死んだのか。魔法少女同伴の理由は何なのか。色々と謎。

 かつての友人といっても大した関係はなかったラギを呼ぶメリットとしては四階の操作室を使えそうな人物だから? 地下に関係してる? 簡易門を作れるから? 何かしらの役割を担ってもらうために呼んだように感じる。

 イオールは14話になってもサタボーンとどういう関係か分からなくて怖い。家が実験のパトロンだったとかそういうあれなのか。

  遺産相続候補者は監査部門長の娘、愛人の娘、恩を売りたいイオール、ラギ、とナヴィにとって都合の良い人物が多いことから弟子だったナヴィの意思が介入しているかもしれない。

 

ラギの隠し玉(8話 p.9)

 簡易門? 召喚術?

 

その他気になること

・イオールが過去魔法少女になれるか確かめる薬を飲んだ描写。

・イオール家がナヴィに依頼したお願いの内容

・マイヤの『鋼鉄ステッキ』とチェルシーの『星飾り』

 魔法的な効果はあるのか。ルーラと同じく「絶対に壊れることがない」が特徴?

・作中でまだ明らかになっていないられ子の高そうな戦闘力

 魔王塾イベント上位常連のマイヤの弟子。

 4話 p.35 それ(武器)を振るって敵を討つ術を知っている

 10話 p.33 思っていたより動きが早い

 11話 p.31「られ子はとっても強いのよ。マイヤの一番弟子なんだから」

・られ子は廃物処理施設のゴミを魔法で直せるか

・統太君の活躍

・尾野寧々とテプセケメイ(変身前)の接触 

・ナヴィが盗んだ十センチ四方のスペースに収まる何か

フランチェスカがアグリを殺したのにナヴィがナリアミ式の本契約に引っ掛かっていない理由

 本人の意図せず起こった事故だからセーフ? フランチェスカを味方と思っていないからセーフ? 契約違反だけど目に見える形で効果が現れていないだけ? 

・クラリッサの奥の手(10話 p.32)

・クラリッサ 10話 p.23「いくつかある目的の中で、最も面倒臭いだろうと思われていたものがグダグダのうちに果たされてしまった」

・恋々

 これまでどうやって仕事を遂行してきたのか。自分がお母さんを殺した(推定)理由。欠落っぷり。

・恋々の矢

 傷つけないとあるのにチェルシーに傷ついてるのは矛盾? 恋々がおかしい?

・ネフィーリアがクランテイルに抱いているクズを好む自分らしくない感情思想

・地下に隠された研究施設

 4話のシェパーズパイ君の視点で地下の存在が一度だけ描写されていたの個人的にずっと気になってたから13話で重要なことが判明したの熱かった。

 ラギの推測だと時間を惜しんだ研究一筋のサタボーンが造った研究施設。この情報から導き出される答えは……なんだろう……表沙汰にできないということは非道徳的な研究? フランチェスカみたいなホムンクルス体が52体くらいカプセルに入って並んでたりするのかな。 

・メリーは7753のゴーグルをどうするのか

チェルシー